砂川市・飲酒ひき逃げ死亡事件まとめ

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谷越被告所有の高級外国乗用「BMW X-5」 引用元:ANN

砂川市街中心部の国道12号を推定時速150キロの猛速で走り抜け、赤信号の交差点へと突入し、青信号で進むことを法的に許されていた軽貨物車に激突させて家族4人の命を奪った上砂川町の谷越と古味。これまで彼らの敬称(?)は容疑者と被告であったが、2018年10月23日に古味被告の上告が棄却されたので、これからは両名とも受刑者と呼んでいいだろう。

彼らの暴走運転は日常的で、普段から飲酒運転をして警察を振り切っていたほか、住民の車を後ろからガンガンに煽りまくり、住民が文句を、あるいは文句を言う素振りなど見せるモノならば、ある種の任意団体をちらつかせ脅迫もしていたという。

そのせいか事件前に警察への通報が1件もなく、警察は把握していなかったという報道もある。

また、本事故後に砂川市ではさらに砂川市議、砂川警察署員といった公職にある者による飲酒運転も起きた。さらには道警の飲酒運転匿名通報メールフォーム(通称・チクリボックス)、砂川市による条例、砂川市立○○○小学校の運動会の観覧席で保護者が酒を飲んで飲酒運転で帰宅した事件、砂川市飲食業協会に加盟しているラーメン屋の女店長が知人に飲酒させたうえで運転させ同乗、即閉店などなど、施策や飲酒運転関連の不祥事が砂川市内で相次いだ。

一部では『犯人は上砂川町民であり、砂川は関係させられただけ』という言葉が出ている。関係させられたどころか、あの事件以後、次々に関連の不祥事を砂川市民、それも公職にある者自らも起こし、砂川市民の飲酒運転に対する考え方は特殊であることが世間に知れ渡ってしまった。少なくとも例の砂川市議は紛れもなく砂川市民ではないのか。ただ一方では砂川云々ではなく、北海道そのものが飲酒運転に寛容ではないのかという論議もある。

鬼が走ったこの道、国道12号。砂川市議会議員や所轄署の地域警察官までもが飲酒運転するこの特殊な風土を持つ街を今一度考えたい。

事件概要

2015年6月6日午後22時40分、北海道の道央に位置する砂川市で2台の暴走車両が、同市西1北22の国道12号の交差点へ、赤信号をことさら無視して進入し、青信号で進むことが許されていた4ナンバーの軽貨物車(車内に新聞等積み荷を積載)に衝突した。軽貨物車には一家5人が乗っていたが、このうち、両親と砂川高校に通う長男、長女の四名が死亡し、歌志内中学校に通う中学生の次女が一時重体となり、足を損傷、さらに脳に重い障害を負った。

警察の調べでは、暴走車両に軽貨物車が衝突された直後、長男は路上へ投げ出されたと見られ、投げ出された時点で長男は生きていたことが判明している。

暴走をしていた二台の乗用車の運転手のうち、アメリカ製ピックアップトラック”シボレーC1500″を運転し、長男を1.5キロにわたって蛇行しながら引き摺って死なせ、逃げた道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、上砂川町の解体工・古味竜一容疑者(26歳)が翌日自ら砂川署に出頭し、三日後に逮捕された。

また、同月12日には最初に衝突したBMW X-5を運転していた同町の自営の建設業・谷越隆司容疑者(27歳)が自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で逮捕された。

事故直前の両容疑者の行動・・砂川で焼き鳥食って酒飲んで、滝川のキャバクラへ飲酒運転で向かってた!

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箱根駅伝の被り物を被った古味容疑者(画像引用元:ANN)

その日、BMWの谷越は友人ら2名とともに事故直前まで、”いつものように”砂川市内の「柳通り」にあるビルに入居する飲食店(焼き鳥屋)に自家用車で乗り付けて飲酒をしていた。そして谷越は”舎弟”であるシボレーの古味とハチ合わせた。

柳通りは活気が無く、タクシーが疎らに止まるだけ。谷越の目的は静かに焼き鳥とビールを味わうのではなく、向かいのスナックでの飲酒とバカ騒ぎがお目当てだった。

しかし、その日に限ってスナックは満員で、待っても席があかなかったのだ。

仕方がないので谷越らは午後10時30分ごろ、滝川市のキャバクラへの移動を決めたという。この部分はデイリー新潮の報道『それでも死刑にならない! 幸せ5人家族を踏み潰した北海道「飲酒暴走のごろつき」』を典拠とした事を明記する。

「彼らはそこで焼き鳥をつまみながら、ちょうど向かいにあるお目当てのスナックの席が空くのを待っていました。でも客が引かないのを見て、“はしご”することにしたのです」

典拠元『それでも死刑にならない! 幸せ5人家族を踏み潰した北海道「飲酒暴走のごろつき」』

http://www.dailyshincho.jp/article/2015/06290815/?all=1

ごろつきはそれぞれの車に分乗して砂川市街から滝川市を目指した。

そして、国道12号を滝川方向に向う途中、ごろつきは必要もないのにさながら公道レースの様に競い合う。時速120キロもの猛スピードで車重2トンのBMとシボレーの巨体が2台連なって北上した。

古味には警察を”撒く”自信があったのだろうか。後述するが、古味は過去、警察からすべて逃げ切ったと自称していると報道されている。

谷越と古味は3丁目、5丁目、10丁目と砂川を北上し滝川へ迫る。16丁目の砂川青果市場(株)を通過し、化け物屋敷になってしまった源八(ここは火事は起こさなかったの??なんで??)の跡地を通り越し、老舗菓子メーカー「北菓楼本店」前を通過するころ、二台の速度は120キロから150キロに達していた。

その150キロという速度は砂川青果市場(株)が自社敷地内に設置した防犯カメラの映像を解析したテレビ局が物理学的にはじき出した数字である。

そして、悲劇は北22丁目に差し掛かるころに起きた。古味と谷越、それぞれの車両が赤信号で確信的にわざと突っ込んだ交差点では、左から青信号に従って軽貨物車が進行中であった。

軽貨物車には被害者となった永桶弘一さん一家5人が乗り、砂川市内にある妻の母親宅から歌志内市の自宅へ帰るため12号を横断していた。

一家の軽貨物に最初に突っ込んだのは谷越のBMWだった。軽貨物車と激しく衝突したBMWは回転しながら道路中央の街路灯へとさらに衝突。フロントが大きくひしゃげ、車体は進行方向とは逆方向に向けて停止した。

一方、軽貨物車は交差点から50メートルほど、衝撃で滝川方向へ横転しながら飛ばされた。

交差点のすぐ先、極東建設付近は「JR函館本線」の線路および、北海灌漑溝をまたぐための橋が架かる。

そのため、やや長い登り坂だ。そのことも、暴走車2台が坂のこう配に抗おうと、さらに加速させた理由ではないか。

谷越と被害者の二台の車が滝川方面への道路をふさいだため、現場は渋滞が発生した。

事故直後、すぐさま救急車やパトカーが駆けつけたが、被害者(あるいは加害者)を運ぶための救急車が足りず、砂川消防吏員の怒号が現場に響いた。

病院に運ばれた被害者のうち、父親、その妻、長女が頭や胸を強く打ち死亡。次女が重傷を負った。また、乗っていた16歳の高校生の長男が車外に放り出された。

しかし、先ほどまで谷越の車と競い合っていた古味の車は事故現場になかった。あろうことか、谷越の後ろを走っていた舎弟の古味のシボレーは車外へ放り出された高校生を轢いたまま、国道12号をやにわに左折し、パチンコ屋のある裏道に逃げ込んだのだ。

高校生の長男は古味のシボレーの車体下部にはさみこまれたまま、1.5キロにもわたって蛇行の上で引き摺られた。「週刊文春」の報道によれば、長男の御遺体は太ももや足先の肉がほとんど無くなり、骨が露出していたという。

古味はどのように逃走を図ったのか。下記にテレビ報道された図を引用する。