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砂川市・飲酒ひき逃げ死亡事件まとめ

      2017/07/06

この記事の所要時間: 10244

事件概要・・

2015年6月6日午後22時40分、北海道の道央に位置する砂川市で2台の暴走車両が同市西1北22の国道12号の交差点に、赤信号をことさら無視して進入し、青信号で進むことが許されていた4ナンバーの軽貨物車(車内に新聞等積み荷を積載)に衝突した。

軽貨物車には一家5人が乗っていたが、このうち、両親と砂川高校に通う長男、長女の四名が死亡し、歌志内中学校に通う中学生の次女が一時重体となり、足を損傷、さらに脳に重い障害を負った。

警察の調べでは、暴走車両に軽貨物車が衝突された直後、長男は路上へ投げ出されたと見られ、投げ出された時点で長男は生きていたことが判明している。

暴走をしていた二台の乗用車の運転手のうち、アメリカ製ピックアップトラック"シボレーC1500"を運転し、長男を1.5キロにわたって蛇行しながら引き摺って死なせ、逃げた道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、上砂川町の解体工・古味竜一容疑者(26歳)が翌日自ら砂川署に出頭し、三日後に逮捕された。

また、同月12日には最初に衝突したBMW X-5を運転していた同町の自営の建設業・谷越隆司容疑者(27歳)が自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で逮捕された。

事故直前の両容疑者の行動・・砂川で焼き鳥食って酒飲んで、滝川のキャバクラへ飲酒運転で向かってた!

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箱根駅伝の変な被り物を被った古味容疑者(当時)。(画像引用元:ANN)

その日、BMWの谷越は友人ら2名とともに事故直前まで、"いつものように"砂川市内の「柳通り」にあるビルに入居する飲食店(焼き鳥屋)に自家用車で乗り付けて飲酒をしていた。

そして谷越は"舎弟"であるシボレーの古味とハチ合わせた。

柳通りは活気が無く、タクシーが疎らに止まるだけだ。谷越の目的は焼き鳥ではなく、向かいのスナックでのバカ騒ぎがお目当てだった。

しかし、その日に限ってスナックは満員御礼で、待っても席があかなかった。

仕方がないので谷越らは午後10時30分ごろ、滝川市のキャバクラへの移動を決めたという。この部分はデイリー新潮の報道を典拠とした事を明記する。

「彼らはそこで焼き鳥をつまみながら、ちょうど向かいにあるお目当てのスナックの席が空くのを待っていました。でも客が引かないのを見て、“はしご”することにしたのです」

典拠元『それでも死刑にならない! 幸せ5人家族を踏み潰した北海道「飲酒暴走のごろつき」』

http://www.dailyshincho.jp/article/2015/06290815/?all=1

それぞれの車に分乗して一同は砂川市街から滝川市を目指した。

そして、国道12号を滝川方向に、さながら公道レースの様に競い合いながら時速120キロもの猛スピードで車重2トンのBMとシボレーの巨体が2台連なって北上した。

古味には警察を"撒く"自信があったのだろうか。

後述するが、古味は過去、警察からすべて逃げ切ったと自称していると報道されている。

谷越と古味は3丁目、5丁目、10丁目と砂川を北上し滝川へ迫る。16丁目の砂川青果市場(株)を通過し、化け物屋敷の様な源八の跡地を通り越し、老舗菓子メーカー「北菓楼本店」前を通過するころ、二台の速度は120キロから150キロに達していた。

その150キロという速度は砂川青果市場(株)が自社敷地内に設置した防犯カメラの映像を解析したテレビ局が物理学的にはじき出した数字だった。

そして、悲劇は北22丁目に差し掛かるころに起きた。

古味と谷越の2台が赤でわざと突っ込んだ交差点では、左から青信号で軽貨物車が進行中であった。

軽貨物車には、被害者となった永桶弘一さん一家5人が乗り、砂川市内にある妻の母親宅から歌志内市の自宅へ帰るため12号を横断していた。

まず、一家の軽貨物に突っ込んだのは谷越のBMWだった。軽貨物車と激しく衝突したBMWは回転しながら道路中央の街路灯にさらに衝突。フロントが大きくひしゃげ、車体は進行方向とは逆方向に向けて停止した。

一方、軽貨物車は交差点から50メートルほど、衝撃で滝川方向へ横転しながら飛ばされた。

交差点のすぐ先、極東建設付近は「JR函館本線」の線路及び、北海灌漑溝をまたぐための橋が架かる。

そのため、やや長い登り坂だ。そのことも、暴走車2台が坂のこう配に抗おうと、さらに加速させた理由ではないか。

谷越と被害者の二台の車が滝川方面への道路をふさいだため、現場は渋滞が発生した。

事故直後、すぐさま救急車やパトカーが駆けつけたが、被害者(あるいは加害者)を運ぶための救急車が足りず「救急車が足りねーぞ!」と砂川消防吏員の怒号が現場に響いた。

病院に運ばれた被害者のうち、父親、その妻、長女が頭や胸を強く打ち死亡。次女が重傷を負った。

また、乗っていた16歳の高校生の長男が車外に放り出された。

そして谷越の後ろを走っていた舎弟でシボレーの古味は、車外へ放り出された高校生を轢き、そのまま国道12号をやにわに左折し、パチンコ屋の裏道に逃げ込んだ。

高校生の長男は古味のシボレーの車体下部にはさみこまれたまま、1.5キロにもわたって蛇行の上で引き摺られたのだ。

「週刊文春」の報道によれば、長男の遺体は太ももや足先の肉がほとんど無くなり、骨が出ていた。

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