2018年3月21日午後0時ごろ、砂川市の居酒屋「日本酒道場 橋(きょう)」から出火し、3棟続きの木造2階建物を全焼した。地域に愛される個人経営のお店が火災に見舞われてしまうことは何とも残念。再起を心から願いたい。火災についての恐ろしさは以前の滝川市の滝川市長宅隣の焼肉屋全焼の記事で散々書いてるから、いまさら書くことはないので、報道内容を淡々となぞっていつものまとめサイトのように書くか。よっしゃ。
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居酒屋「日本酒道場 橋(きょう)」の場所は砂川市内のどこ?
じつは日本酒道場 橋は砂川市東2北1に所在していた。函館本線のアンダーパスを抜けた右手になる。
ちなみにあろうことか、去年、某教育委員会のバスが高架に引っかかって立ち往生したところの向かいである。
砂川警察署の刑事が右、店はその左だ。変な偶然もあるものだ。
居酒屋「日本酒道場 橋(きょう)」の火災原因とけが人は?
火災は仕込み作業中に発生したとのことで店主の70代夫婦は軽いけがを負った。以下が報じられた火災の記事である。
【砂川】21日午後0時5分ごろ、市内東2北1の料理店、日本酒道場「橋(きょう)」=高橋敏明さん(74)経営=から出火し、2階建ての店舗兼住宅内部をほぼ全焼した。高橋さんは顔に軽いやけどを負い、70代の妻が煙を吸って病院に搬送されたが命に別条はないという。同店は飲食店などの格付け本「ミシュランガイド北海道版」に掲載された有名店で住民らは驚いている。
砂川署などによると、出火当時は営業時間外で、店内にいた高橋さんが119番した。隣接する空き家2軒にも延焼し、火は約3時間後に消し止められた。同署が原因を調べている。
同店は1986年に開業し、おでんと約60種の日本酒が名物。昨年「ミシュランガイド」の一つ星に2期連続で選ばれ、市外からの予約客も多かった。
引用元 ミシュラン一つ星「橋」内部全焼 「地域に愛された店」驚く住民 砂川 03/22 05:01
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/173877
両方の報道を見ると通報者も違うし、火災鎮圧までの時間も違う。通報者は複数だったのだろう。砂川消防の公式発表に基づいた取材ではなく、各社が独自に取材したのだろうか。
こっちは札幌テレビ
ミシュランガイドでも紹介された砂川市の居酒屋で火事があり、経営する70代の夫婦2人が軽いけがをしました。2人は出火時、店の仕込み作業をしていたということです。
建物から勢いよく吹き出す白い煙。屋根からは炎も上がっています。火事があったのは砂川市東2条北1丁目にある居酒屋、「日本酒道場橋」です。正午ごろ、付近の男性から「建物が燃えている」と消防に通報がありました。火はおよそ1時間40分後にほぼ消し止められましたが、居酒屋が全焼したほか、隣の空き家にも延焼し、空き家もほぼ全焼しました。この火事で、居酒屋を経営する70代の夫婦2人が煙を吸うなどして軽いけがをしました。今回全焼した日本酒道場橋は、去年ミシュランガイドで1つ星として紹介されるなど地元では有名な居酒屋でした。出火当時、夫婦2人は店の仕込み作業をしていたということで、警察が出火原因について詳しく調べています。引用元
[ 3/21 20:10 札幌テレビ]http://www.news24.jp/nnn/news8816854.html
居酒屋「日本酒道場 橋(きょう)」の人気メニューは?ミシュランガイドに評価された点はどこ?
1986年に開業した居酒屋「日本酒道場 橋(きょう)は報じられている通り、関西風おでんが人気だったようだ。その味には砂川市内はもとより、全道各地から客足が絶えなかったという。おでんに加えて、50種類以上の酒を厳選したことにより、格付けであるミシュラン北海道で一つ星を獲得。人気に火が付いたという。
ミシュランガイドがおでんをも格付けの対象とするのには驚く。
ミシュランガイドの公式サイトによれば、当然厳格な査定にってつく☆が決まる。主に査定されるのは以下の5点だ。
(1)素材の質
(2)調理技術の高さと味付けの完成度
(3)独創性
(4)コストパフォーマンス
(5)常に安定した料理全体の一貫性
典拠元 http://michelinguide.gnavi.co.jp/information/13/05/081454.html
以上の5つのポイントが採点の対象となるという。コストパフォーマンスまでも対象とされている点は驚きである。
居酒屋「日本酒道場 橋(きょう)」火災のまとめ
店主夫妻が軽いけがを負ったが、命に別状はないとのことで幸い。また美味い酒が飲めるのだろうか。酒といえば砂川市やその近隣にはいまだに変なヤカラが見え隠れするのが残念だ。
無人で誰も何もしていないのに店が失火全焼した……という事例もあるので火事は怖い。
警察はアテにならないので消防のしっかりとした火災原因調査により原因が明らかになるよう願うばかりだ。