滝川市長宅の隣の焼肉屋が失火で全焼!

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滝川市本町2丁目の当該店舗が突然炎上し全焼!

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焼肉屋が炎上で全焼!

その夜は、やたら風が強く不思議だった。窓に叩きつける風は白い冬の到来というより、夏の終りの台風を感じさせた。踊る北風たちのあまりの騒がしさに、今夜は寝付けそうにないなと感じつつも布団に潜り込む。

2015年10月25日。

午前1時前だっただろうか。スマホをいじりながらウトつくと、しばらくして消防車が一台、サイレンと鐘を鳴らして走り抜けていくのに気が付いた。ああ、秋の風物詩だな・・1年間、ホコリを被ったストーブから発火したのだろうか、と思いつつサイレンの音を尻目にウトウト眠りこけたのもつかの間。サイレンは次第に数が増してゆく。

不安になり寒いけれど窓を開けた。すると今度は、空襲警報にも似た、あの不気味な「消防団員召集サイレン」までもが鳴り始めた。数秒鳴っては数秒休むことを繰り返す、この火災信号吹鳴のサイレンだけは気味が悪く、昼間に聞いても不気味だが、夜中ともなれば尚更だ。しかし、これが鳴り響くということは尋常ではない火災が滝川地区広域消防事務組合の管内で発生しているということだ。大火事の発生を滝川消防団員や滝川市民たちに知らせ続けるという大役のため、間欠的に吹鳴が続く。

消防車の電子サイレン音のハーモニーもまた、一台二台と数を増してさらに深まる。多くの消防団が出動しているようだ。これは相当大きな火事だなと思い、滝川消防署の火災出動案内ダイヤルにかけると、店舗火災か一般住宅火災かは判然としないものの、火災現場は本町2丁目との案内を受けた。滝川市本町は官公庁通りのある大町、それにかつて80年代、賑わいを見せた「高林デパート」、「名店ビル」のある栄町に隣接する主に飲み屋街である。夜ともなれば、仕事帰りのなんとか委員会職員などが、過去のなんとかイジメ自殺事件の不祥事もよそに我が物顔で、ようへいのような酒焼け特有の大きなカスれた笑い声を響かせて闊歩するような、滝川市内で一番潤っている地域だ。

狭い範囲に何十件もの店が犇めくこの辺りで、大きな火災など起きればひとたまりもない。かつて滝川市内で起きた全半焼36棟の被害を出した「黄金町大火」を連想させる。

しかし、滝川消防署も近く、さらには農協の裏に消防団があり、大事には至らないだろうと安心して眠りについた。そしてニュースを見たのが、目覚めた翌日曜日の朝だった。

炎上したのは滝川市本町2丁目に所在する焼肉屋で全焼だという。

一体あの夜何が起きたのか。

恐ろしい火災を現場写真と各ニュース映像を引用しつつ、考察を交えながらレポートする。

一部の写真は各報道機関から引用したものであることを明記する。

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